情報通信業業界のM&A動向

情報通信業業界の特徴

■情報通信業とは
情報の伝達を行う事業所、情報の処理、提供等のサービスを行う事業所、インターネットに附随したサービスを提供する事業所、および伝達することを目的として情報の加工を行う事業所が分類される。

◇情報の伝達を行う事業所◇
電磁、非電磁を問わず、映像、音声、文字等の情報を伝達する事業所、および伝達するための手段の設置、運用を行う事業所をいう。

◇情報の処理、提供等のサービスを行う事業所◇
電子計算機のプログラムの作成を行う事業所、委託により電子計算機等を用いて情報の処理を行う事業所、および情報を収集/加工/蓄積し、顧客の求めに応じて提供する事業所をいう。

◇インターネットに附随したサービスを提供する事業所◇
インターネットを通じて、上記以外の通信業、および情報サービス業を行う事業所をいう。

◇情報の加工を行う事業所◇
新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、映画等の媒体を通じて不特定多数の受け手を対象に大量に情報を伝達させるために、映像、音声、文字等の情報を加工する事業所をいう。


~情報通信業と他産業との関係~
◇製造業との関係◇

*主に新聞発行、または書籍等の出版を行う事業所は情報通信業とするが、主に新聞、または書籍等の印刷、およびこれに関連した補助的業務を行う事業所は製造業に分類される。
* 情報記録物(新聞、書籍等の印刷物を除く)の原盤を制作する事業所は情報通信業とするが、自ら原盤の制作を行わず、情報記録物の大量複製のみを行う事業所は製造業に分類される。

◇ 運輸業との関係◇

*情報記録物、新聞、書籍等の運送を行う事業所は運輸業、郵便業に分類される。

◇卸売/小売業との関係◇

*情報記録物、新聞、書籍等を購入して販売する事業所は卸売業、小売業に分類される。

◇ サービス業との関係◇

*情報記録物、書籍等を賃貸する事業所は不動産業、物品賃貸業分類される。
*主に依頼人のために広告にかかる総合的なサービスを提供する事業所、および広告媒体のスペース、または時間を当該広告媒体企業と契約し、依頼人のために広告する事業所は学術研究、専門/技術サービス業に分類される。
*個人で詩歌、小説等の文芸作品の創作、文芸批評、評論等の専門的なサービスを提供する事業所は学術研究、専門/技術サービス業に分類される。
*工業デザイン、クラフトデザイン、インテリアデザイン等の工業的、商業的デザインに関する専門的なサービスを提供する事業所は学術研究、専門/技術サービス業に分類される。

監修者プロフィール

  • 企業情報部 部長 山崎 研

    企業情報部部長山崎 研

    大手証券会社にて上場・未上場企業オーナーの資産運用およびIPO支援・M&A支援に従事。
    2011年から当社に参画し、現在は社内トップクラスのM&A成約実績を重ねている。

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