2014年4月 調剤薬局 →
調剤薬局 成約実績
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掲載情報について
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
- 第1Q(10月-12月)
- 第2Q(1月-3月)
- 第3Q(4月-6月)
- 第4Q(7月-9月)
- 1月末頃
- 4月末頃
- 7月末頃
- 11月半ば頃
譲渡会社
- 業種
- 調剤薬局
- 地域
- 中部
- 上場
- 未上場
譲受会社
- 業種
- 調剤薬局
- 地域
- 全国
- 上場
- 未上場
-
概要譲渡会社は東海エリアで複数店舗を展開する調剤薬局。
譲受候補会社は、業界の大手企業。
平成26年2月に両社面談。
オーナーは誠実かつ柔軟な対応の譲受会社に好感を頂き、同年3月に基本合意、同年4月、最終契約締結に至った。 -
経緯譲渡会社は東海エリアで7店舗の調剤薬局を運営。
全店舗間の距離が非常に近く、ドミナント戦略により地域住民から大きな信頼を得ており、
処方元ドクターとの関係も非常に良好な優良企業である。
オーナーは40歳代と若く、自身の故郷でもある地域の医療にもっと貢献したいと
意欲的に新規出店、社員教育に取り組んでいた。
売上、利益は順調に伸び、社員の成長により組織力も向上し、全てが順風満帆だった。
そのような状況下で、突如オーナーに病気が発症。
命に直結する状態ではなかったものの、従前通りに経営を行える状況ではなくなったため、
第三者に経営を委ねる選択肢を検討することとなった。
弊社担当から複数の大手調剤薬局グループをご紹介し、面談により相性を確認。
オーナーについてきた社員の将来を一番に考え、悩みに悩んだ末に譲受会社を選定。
譲受会社は、全国に調剤薬局を展開する業界の大手企業で、
現場で働く社員のアイディアを全店舗で実施させるなど、
社員の意向を大事にする社風があり、オーナーもその点に深く共感した。
さらに、譲渡後の大幅な変更による各関係者への影響を心配していたオーナーに対して、
譲受会社は、屋号や代表者の変更は当面しないという柔軟な対応でオーナーを安心させた。
平成26年3月に基本合意を締結し、デューディリジェンスも大きな問題なく終了。
平成26年4月に最終契約締結と同時に譲渡完了となった。 -
提携効果◎ 譲渡会社にとって
・薬局の継続
・仕入れコスト低下
・譲受会社の運営ノウハウ享受
・薬剤師不足の解消
◎ 譲受会社にとって
・ドミナント戦略の推進
◎ 社員にとって
・同薬局での継続雇用
・譲受会社の福利厚生や研修制度の活用
◎ オーナーにとって
・治療に専念できる環境作り
・創業者利潤の獲得
・後継者問題の解決
・継続経営による精神的、肉体的負担の解消 -
弊社担当者より本件のオーナーと初めてお会いしたのは、病気発症の約2年前でした。
M&Aを将来の選択肢の一つとして、弊社からご提案したことがきっかけです。
当時は拡大に向けて新規出店が控えており、大手企業との資本業務提携に関心はありませんでした。
しかし、オーナーは「将来何があるかわからないから情報提供はありがたい」と真剣に話を聞いてくださりました。
企業価値などの情報提供をしながら信頼関係を構築していたからこそ、万が一の時に迅速な対応ができたのではないかと思います。
「M&Aという選択肢があってよかった」と専務であるオーナーの奥様から頂いたお言葉は非常に印象深く残っております。
両社の末長いご発展と、オーナーの完全回復を心より祈念いたします。 -
取引スキーム
- 株式譲渡
- 後継者不在
M&Aご成約事例
“それぞれの選択”
ご成約事例・実績