2011年9月 業務用食品卸 →
食品卸 成約実績
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掲載情報について
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
- 第1Q(10月-12月)
- 第2Q(1月-3月)
- 第3Q(4月-6月)
- 第4Q(7月-9月)
- 1月末頃
- 4月末頃
- 7月末頃
- 11月半ば頃
譲渡会社
- 業種
- 業務用食品卸
- 地域
- 非開示
- 上場
- 未上場
譲受会社
- 業種
- 食品卸
- 地域
- 非開示
- 上場
- 未上場
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概要譲渡会社は毎期好調な業績で推移しており、地域№1を目指し更なる成長を模索していた。譲受会社は同地区で同事業を行っていた競合会社であった。競合同士であるからこそ事業内容を理解し、抱えている課題の解決や相乗効果である物流・受発注機能の効率化等も目に見えていた。譲渡会社の社長の成長意欲と譲受会社の寛容な姿勢により成約に至った。
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経緯弊社担当との初面談は2010年の11月。
お会いした当初、対象会社の社長は、まだお若いこともあり、今後も独自で成長していけると考えていた。
しかしながら、競争が激化する食品卸業界において、他社資本の中で事業を拡大していくという選択肢について、当社より数度のご提案をさせて頂くうちに、「ご一緒になって地域No.1を目指し、成長スピードを加速させる事ができるお相手であれば、M&Aの検討をしたい」とのお考えに変化していった。
従業員を含めた現体制の維持など様々な条件や業界・会社の将来に対する考えをヒアリングした後、2011年1月に弊社との仲介契約を締結。
その後、数社への打診を行い、その中で数社がトップ面談に進むことになる。
今回のお相手となった譲受会社は、対象会社の強みである分野の食品卸部門に注力しようと考えていた矢先、本件の検討も非常に積極的な意向を頂いていた。
しかしながら、譲受会社は対象会社と同じ業務用食品卸事業を行っている競合会社でもあったため、対象会社の社長としては、お話を進める事に対してトップ面談の直前まではあまり積極的な意向をお持ちではなかった。
2011年6月 両社のトップ面談の後、対象会社の社長の考えは大きく変わることになる。
競合会社であるが、同じ業務用食品卸事業を行っているが故に、抱えている課題であった物流機能・受発注機能の効率化等の相乗効果が明確である事が確認できた事はもとより、何よりも譲受会社の今後のビジョン、譲受会社の副社長の真摯な対応と寛容な姿勢に、共感を得た事が大きかった。
その後、数度の面談やお互いの会社訪問を重ね、将来の展望や戦略を話合い、両社の信頼関係を構築していった。
「一緒に大きくなっていく為に、社長がやりやすいようにやってください。そのために最大限のサポートをします」との言葉が示す通り、譲受会社は終始、寛容な交渉スタンスとスピーディーな対応を変えず、条件交渉の末、2011年8月基本合意締結。
デューデリジェンスを経て、2011年9月に成約に至った。 -
提携効果◎ 譲受会社にとって
対象会社の得意分野の業務用食品卸のノウハウを獲得し、エリアの拡大が実現できた。
◎ 譲渡会社にとって
物流・受発注機能の効率化、営業の強化、エリアの拡大が実現でき、譲受会社の経営資源を活用する事で、成長スピードをより加速させることが可能になった。 -
弊社担当者より対象会社の2代目社長の事業を成長させたいという意欲と、譲受会社の寛容な交渉スタンスが成約への成功要因であったと思います。
対象会社は当面、現状と変わらない体制で事業を継続し、じっくりと時間をかけて相乗効果の発揮に取り組むこととなります。
同エリアでは同業のライバル会社同士でもありましたが、一番お相手のことを理解できるのもライバル会社ならではであり、顔を合わせてみると、両社のご相性は抜群でした。
お互いが抱えている課題を発展的な提携により解決し、更なる成長が期待できるご良縁をお手伝いできたことを、大変うれしく思います。
両社の益々のご発展を心より祈念しております。
(本件に対するご質問、お問合せは山田・岡村まで) -
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