2012年4月 マタニティウェア通販 →
健康・美容関連通販
(上場企業) 成約実績
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掲載情報について
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
- 第1Q(10月-12月)
- 第2Q(1月-3月)
- 第3Q(4月-6月)
- 第4Q(7月-9月)
- 1月末頃
- 4月末頃
- 7月末頃
- 11月半ば頃
譲渡会社
- 業種
- マタニティウェア通販
- 地域
- 関東
- 上場
- 未上場
譲受会社
- 業種
- 健康・美容関連通販
(上場企業) - 地域
- 関東
- 上場
- 上場
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概要譲渡会社はマタニティ、ベビー分野で強固な顧客基盤と圧倒的な認知度を有する通販企業であった。事業環境の変化対応や後継者問題の解決の手段としてM&Aを選択され、インターネットプロモーションに強い譲受会社と手を結ぶことによって成長発展していけると判断し、最終契約に至った。
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経緯譲渡会社は創業25年を数え、マタニティウェア・ギフト商品の通販事業を展開していた。
特許取得製品を有し、妊婦・出産後の女性に圧倒的な認知度を有していた。
弊社担当が初めて社長にお会いしたのは2011年2月、66歳の誕生日を迎えられてすぐだった。
事業構造の変化対応と後継者問題からM&Aを既に水面下で検討されていた。
その後毎月1回以上の訪問を重ね、弊社担当より資本業務提携のメリットを社長に提案させていただき、
弊社を仲介役として2011年5月に取組みがスタートした。
弊社にて売上、利益の増加、コストの減少、及び顧客獲得が見込まれるお相手を選定させて頂きオーナーに提案し、
2011年の10月に譲受会社社長との面談の機会を持った。
譲受会社の社長の印象は「良い面だけでなく悪い面もお話された。非常に誠実な人柄だと感じた。」
譲渡会社の社長の印象は「バイタリティ溢れていていいですね。前向きなお話ができてよかった。」
その後 今後の事業の取り組みや戦略など面談を重ねて、
お互いの会社、物流施設などの見学を行い相互理解を深めていった。
2011年12月に基本合意を締結。
2012年2月に買収監査が実施された。
2012年3月に双方のキーパーソン同士の面談が実施され、
譲渡会社社長は「この相手なら会社の発展と後継者問題の解決が望める」と判断。
冒頭のメッセージはその時のものである。
2012年4月、会社創立記念日(大安・吉日)に最終契約を締結した。
譲渡会社は第二創業期として、オーナーも引き続き代表取締役社長として経営に携わり、
譲受会社より新しい経営幹部を迎え、二人三脚で新しいスタートとなった。 -
提携効果◎ 譲渡会社にとって
・上場企業のグループ入りにより対外的な信用度の更なる向上
・インターネットプロモーションの強化による売上増大
・譲受会社による更なるブランディング強化
・相互顧客紹介による売上の増大
・管理機能強化による内部統制の充実
◎ 譲渡企業の社員にとって
・新規事業の取り組みもあるため従業員の方の活躍の場が広がる
◎ 譲受会社にとって
・既存事業とのシナジー効果による売上増大
・マタニティ分野について業界No1認知度の事業の獲得
◎ オーナーにとって
・創業者利益の実現
・個人連帯保証の解除
・後継者問題の解決 -
弊社担当者より本件は、譲渡会社のため、オーナーのため、従業員の皆様のため、譲受会社のために、
なんとしても実現したいと心から思えるプロジェクトでした。
打ち合わせの中で、譲渡会社の古参幹部の方から
「私はオーナーにとてもお世話になった。オーナーのために本件を手伝います。」
と目を潤ませながらお話があったこと。
経理担当の方から
「何としても本件をまとめてください。」
とお話があったこと。
最終合意直前に、あるキーパーソンの方にオーナーはどんな人物か尋ねた時に
「本当に尊敬している。厳しいことから逃げないし、私がつらい状況に立たされても必ず守ってくれる。」
とお話があったこと。
全てのステークホルダーの方に良かったと思っていただける仕事に携われて本当に幸せです。
双方の企業の益々のご発展、ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
(本件に対するご質問、お問い合わせは白鳥・櫻井まで) -
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