三菱重工(7011)独シーメンスと製鉄機械で合弁

2014-05-08
  三菱重工業 <7011> とドイツのシーメンス社は、来年1月をめどに製鉄機械の合弁会社を設立することで合意した。製品のフルライン供給体制を整え製鉄機械のグローバル展開を加速する。

  新合弁会社は、三菱重工子会社で日立製作所 <6501> 、IHI <7013> が出資する三菱日立製鉄機械(MH)と、シーメンス社の製鉄機械事業を分割・集約することにより、英国国内に設立。出資比率は三菱日立製鉄機械51%、シーメンス49%とする計画で、2020年に売上高4,000億円を目指す。

  世界の鉄鋼業界では、設備過剰、原材料コストの増大、製品価格低下などの影響により、設備投資意欲が低調に推移すると予想されている中、本件統合による製品拡充と事業拠点網の整備により事業強化を図る。

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