東洋製罐グループホールディングス、孫会社のペットリファインテクノロジーを譲渡

2018-03-07
東洋製罐グループホールディングス<5901>は、連結子会社の東洋製罐が保有するペットリファインテクノロジーの全株式を日本環境設備に譲渡することを発表した。株式譲渡予定月は2018年4月、譲渡価額は1億円。

ペットリファインテクノロジーは、ペットボトルリサイクル事業を手掛ける会社。使用済みのペットボトルを分子レベルまで分解し、再びペット樹脂を作り出す独自のケミカルリサイクル技術を保有しており、東洋製罐グループホールディングスのリサイクル事業の拠点としての役割を果たしてきた。17年3月期の売上高は31億9000万円、営業損失は9億6800万円だった。

ペット樹脂を原料とするポリエステル繊維のケミカルリサイクル事業を手掛ける日本環境設計は、ペットリファインテクノロジーの株式を取得することで、技術と設備を有効活用し、リサイクル事業を成長させる。

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