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Interviews 成約インタビュー詳細

私が初めてご支援させていただいた譲渡企業様は、関西で建設業を営まれている地域では知名度の高い、優良な会社でした。オーナー様に初めてお会いした時の年齢は50代でしたが、後継者がおらず、本業も忙しかったため、事業承継については検討もしておらず、将来的には清算、廃業を考えていらっしゃいました。
私からの1通の手紙を見て、お会いさせていただいたことがきっかけで、事業承継について真剣に考え始め、選択肢の一つとして、第三者承継であるM&Aという選択肢を知り、ご検討を進めていただきました。そして、廃業よりもM&Aの方が、ステークホルダーにとってメリットが多いことに気づかれました。社員や社員の家族、取引先、地域にとってもM&Aが最適であると考え、ご決断に至りました。オーナー様個人としても60歳になるタイミングで、良いお相手様とのご縁組を支援することができたと思っています。
元来、地場の建設会社であり、業容も現状維持で問題なく会社の拡大も考えてはいなかったそうですが、M&Aのご検討を通して、事業承継だけでなく、会社の成長も考え始めていただきました。
譲渡企業様が持ってないものを補完できる、譲受企業様と出会い、シナジーを生み出すことができたと感じております。
オーナー様からは「一法師さん、本当にありがとう」と言われたときに、入社時に志した顧客のためのアドバイザーに少し近づけたのではないかと実感でき、感慨深い思いになりました。