監査法人とは? M&Aにおける監査法人の役割とは

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監査法人とは、公認会計士または特定の登録を受けた者が共同で設立する法人であり、企業の財務諸表の適正性を確認する役割を担います。監査法人の設立には、公認会計士法に基づく要件を満たす必要があります。

定義と設立要件

監査法人は、公認会計士法に基づき、以下の要件を満たして設立されます。

  • 設立要件: 公認会計士または特定の登録を受けた者が共同して定款を定めること。少なくとも5名以上の公認会計士を含む必要があります。
  • 名称: その名称中に「監査法人」という文字を使用しなければならず、有限責任監査法人である場合は、その旨も名称中に含める必要があります。
  • 社員の資格: 監査法人の社員は、公認会計士または特定の登録を受けた者でなければなりません。また、公認会計士である社員の割合が50%以上である必要があります。

業務内容とM&A関連業務

監査法人は、M&Aの流れの中で、主に財務デューデリジェンス(DD)や財務諸表監査を担当します。これにより、買収対象企業の財務状況の精査やリスク評価を行います。M&A仲介業者が全体のプロジェクトマネジメントを行い、監査法人がその専門知識でサポートすることで、クライアントにとって最適なソリューションを提供します。

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監査法人に依頼するメリット

監査法人に依頼することで、以下のメリットが得られます。

  • 信頼性の向上: 財務諸表の適正性を第三者が確認することで、取引先や投資家からの信頼を得られます。
  • 専門知識の活用: 複雑な会計基準や規制に関する専門知識を持つため、適切なアドバイスが得られます。
  • 組織的対応: 大規模な案件でも組織的に対応できるため、迅速かつ正確な業務遂行が可能です。

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監修者プロフィール
M&Aキャピタルパートナーズコーポレートアドバイザリー部長 梶 博義
M&Aキャピタルパートナーズ 
コーポレートアドバイザリー部長
公認会計士梶 博義

大手監査法人、事業承継コンサルティング会社を経て、2015年に当社へ入社。
これまで、監査、IPO支援、財務DD、親族承継・役職員承継コンサル等を経験し、当社入社後はM&Aアドバイザーとして活躍。一貫して中小企業の支援に従事し、M&Aのみならず、事業承継全般を得意とする。

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