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日清製粉グループ本社(2002)傘下の日清製粉が、永坂産業の子会社の熊本製粉を買収

2022-06-23
日清製粉グループの日清製粉株式会社は、熊本製粉株式会社の発行済株式の 85%を株式会社永坂産業より、関係当局の承認が得られることを条件として取得(以下、「本取得」)する旨の株式譲渡契約を締結した。
当社グループにおいて小麦粉の製造・販売は創業以来の中核ビジネスであり、グループ運営 の根幹を成すコア事業と位置付けいる。その事業を担う日清製粉には、国民の主要食糧である小麦粉の安定供給を図り、食のインフラを支えるとの使命がある。一方、日本国内の 小麦粉市場は刻々と変化しており、市場環境の厳しさは増している。以前から顕在化して いた人口減少や少子高齢化の影響により小麦関連製品が需要減少の局面に入ったことに加え、 国際貿易協定の発効に伴い小麦関連製品の国境措置が下がり、今後は海外製品との競争激化も 見込まれている。このような環境の下、日清製粉が国内において製粉事業を持続させ、社会的使命を果たして いくためには、海外からの輸入製品に対抗できるコスト競争力の強化と市場のドラスティック な変化に速やかに対応できる適応力の向上が不可欠である。

熊本製粉は 1947 年に設立され、特に九州地方において高い知名度と顧客の信頼を得ている。また、独自の高い技術力、開発力及びブランド力を有する優れた製粉会社であり、小麦粉の みならず、そば粉及び米粉等の穀粉事業並びにこれに関連する事業を展開している。
日清製粉と熊本製粉は2011 年に業務提携を結んでおり、小麦粉、米粉の製品供給や原料である小麦の調達等の協業の実績がある。また、2016 年に発生した熊本地震に際しては製品の代替供給や被災した生産設備の復旧支援を行う等、緊密な関係を築いてきた。 熊本製粉の事業構成、蓄積されたノウハウ、人材及び資産等、様々な観点から考察した上で、 両社一体となって事業運営を行うことにより、両社の各事業において大きな相互補完メリット が得られ、シナジー効果によるコスト競争力と市場への適応力の増進が図られる結果、事業競 争力を一層高めることになると判断し、本取得を実施した。
今後、日清製粉と熊本製粉が強固な関係を築くことにより、小麦粉の供給責任を果たし、夫々 の顧客の発展に寄与するとともに、持続的な成長、安定的な事業継続及び企業価値の拡大を目指していく。

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