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小麦粉、植物油などの製品製造の昭和産業(2004)、辻製油と資本業務提携

2023-05-11
昭和産業株式会社(以下、昭和産業という。)は、2023 年5月 11 日開催の取締役会において、辻製油株式会社(以下「辻製油」という。)との間で、製油事業に関する資本業務提携(以下「本資本業務提携」)を行うことについて決議した。


本資本業務提携の理由

昭和産業は、製粉、製油、糖質、配合飼料などの幅広い事業を展開し、辻製油は、コーン油・菜種 油を中心とした製油事業に加え、レシチンなどの機能性事業やアグリ事業を展開している。

昨今、世界的に旺盛な油脂需要、天候不順による穀物の減産、地政学的リスクの顕在化、円安 の進行などにより、穀物・植物油・エネルギー価格は高騰しており、依然その状況が続いている。このような外部環境の変化を受け、今後は、より一層の製品供給の安定化、コスト低減、付加価値の向上が必要になるものと考えている。 上記の観点から、製油・糖質事業での連携を中心として、双方にとって競争力強化が見込まれる分野に関し、協同し取り組むことを目的として、両社は、昨年8月に業務提携に合意した。
この度両社は協業関係を一層発展、強化し、長期的かつ深いパートナーシップを構築すること で、国内での事業の展開を加速させるため、本資本業務提携を行った。

本資本業務提携の内容

①製油・糖質事業連携による事業拡大と製品の安定供給体制の確立 グループで昭和産業グループで製造し、コーン油の原料となるコーンジャーム(とうもろこし胚芽:糖質製 造の副産物)と辻製油・昭和産業グループのコーンジャーム搾油設備・コーン油精製設備の有効活 用による事業規模の拡大、製造の効率化、コスト低減、糖質・コーン油製品の安定供給を図る。また菜種の搾油・精製設備についても相互で有効活用し、同様の目的を図る。
②原料、資材の効率的調達 搾油原料、容器包装資材、工場副資材の共同調達により、コスト低減を図る。
③物流拠点・ネットワークの共同活用 物流拠点・ネットワークの共同活用により、物流業務の効率化、コスト低減、製品供給の安 定化を図る。
④製品・サービスの付加価値・顧客満足度の向上 製品の相互供給、研究・開発・技術における相互協力を実施することで、付加価値の高い、 安全・安心な製品の供給を図る。
⑤その他、双方にメリットのある経営資源の有効活用

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