業界別M&A動向

パチンコ業界のM&A動向大業種: 生活関連サービス業、娯楽業

パチンコ業界の主要10社

日本生産性本部の「レジャー白書」によれば、パチンコの2010年度の貸玉量(売上高)は、前年比8.0%減の19兆3,800億円となった。

1995年のピーク時には市場規模30兆円であったが、規制強化や警察庁によるホール運営の指導もあり、近年は減少傾向にある。

業界定義

パチンコ業とは、風営法に従い、遊技(パチンコ)の場を提供し、それに使用する鋼球を販売することを業とするものである。

パチンコとは、ほぼ垂直に立つ多数の釘が打たれた盤面とガラス板の間に小さな鋼球を最上部に弾き入れ、釘にはじかれながら落ちる玉が特定の入賞口に入ると、得点、あるいは賞球が得られる遊技(ゲーム)である。

一般的には、パチンコの結果で得た鋼球を景品と交換されたものを、景品交換所で現金と交換されている。

業界分析

<現状>
パチンコ業界は、ユーザー数の減少や家計の悪化などから個人がパチンコに充てる資金が減少している中、大手パチンコホールとの競争や設備投資による負債の増加を受け、中小規模のパチンコホールの経営は悪化している。

【ダイナムが香港市場に上場】
業界2位のダイナムが、12年8月に香港証券取引所に上場を果たしたことで、海外上場を志向する大手の追随が予測される。国内では、パチンコ機器メーカーの上場事例はあるが、ホール運営会社の上場実績はない。

【ユーザー規模の縮小】
レジャーの多様化や射幸性の低下、貸玉料金の低下もあり、顧客数の現象や客単価は減少家工にある。また、インターネットやゲーム機などの普及により余暇の楽しみ方が多様化していることからパチンコユーザーの数は減少している。

【パチンコホールの二極化】
倒産件数と比較して負債総額の減少幅が大きいことから、大手パチンコホールの倒産件数は減少してきていると考えられる、一方で大手との競争激化や、製品サイクルの短期化による設備投資の増加により中小規模のパチンコホールの経営環境は悪化しており、二極化が顕著になってきている。

【業績改善を図る動きも】
大手パチンコホール経営企業と中小企業との間で業績の格差が進んでいることから、大手企業による大量導入優先販売の是正を目的とした新台入替え規制や、リユース機を低価格で再納品する仕組みの構築など、パチンコホール経営企業の業績改善を支援する動きが見られる。

M&A動向

市場規模が縮小を続ける一方で、同業大手を中心に、物件開発のニーズは高く、今後も生き残りをかけたM&Aによる業界再編が進むことが予測される。

ホール経営による収益が低下する中で、ゲームセンターやボウリング場などへの業態転換も進められており、不動産業者やリース会社などが物件として売買を仲介しているという話も聞かれる。

業界主要企業

企業名 売上高 営業利益
マルハン 2,079,176 52,100
ダイナム 908,309 28,404
オザム 388,154 8,405
ガイア 354,404 6,999
ニラク 225,691 5,684
ABC 221,409 4,263
一六商事 214,768 7,831
安田屋 174,350 5,900
平興産 164,693 10,019
新日邦 162,490 7,091

(単位:百万円)

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