大和総研、ＮＳＯＬ、パナ電工ＩＳがクラウド技術推進で連携

2010-10-05

　　大和証券グループ本社 <8601> 傘下の大和総研ホールディングス及び、新日鉄ソリューションズ <2327> 、パナソニック <6752> グループのパナソニック電工インフォメーションシステムズ <4283> の３社は、ユーザ系ＩＴ企業という立場から基幹系システムにおける分散インフラの標準化を目的としたクラウド技術推進グループを発足することで合意した。

　　今後は分散環境の標準化を図る中で、共同でクラウド機材やプロダクトの技術検証を行い、ベンダーとの交渉も一本化しながら、クラウドインフラの品質向上による適用分野の拡大を目指す。大和総研グループの新技術応用力やリサーチ力、ＮＳＯＬの技術検証力、パナ電工ＩＳの運用統括力など各社の強みを生かして、クラウドサービスで用いる高度な仮想化技術を基幹系システムに適用し、これまで非効率であった分散システムの利用効率の向上を図る。

　　クラウド技術推進グループでは、ＩＴ機器の老朽化への対策、ＩＴ投資に対する費用対効果の改善などＩＴインフラに関する共通の悩みを抱える他のユーザ系ＩＴ企業の参加を歓迎するとしている。