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エノテカ(3049)MBOで非公開化1株12万円

2011-02-02
  ワイン専門商社のエノテカ <3049> は、2月2日開催の取締役会で、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われるバッカス(東京都千代田区)による普通株式及び新株予約権に対する公開買付け(TOB)に賛同の意見を表明し、株主及び新株予約権の保有者への応募推奨を決議した。同社株式は、一連の手続を経て上場廃止となる。
 
  買付期間は2月3日から3月17日までの30営業日、買付等の価格は普通株式1株120,000円、04年新株予約権1個1,025,000円、06年新株予約権1個720,000円、議決権割合の3分の2以上の取得を買付予定数の下限とし、買付代金は最大6,222百万円となる。

  当社が長期的な競争力を強化し持続的な成長を達成させるためには、次世代も見据えた経営組織の強化、より迅速かつ機動的な意思決定を可能とする経営体制への転換、国内及び海外における店舗展開や事業拡充のための積極的な投資の実行などが必要であり、そのためには、本公開買付けを通じて当社の普通株式を非公開化したうえで、重要課題に機動的かつ柔軟に対処していくことが最善であると判断に至った。

  国内においては、ワインの平均購買単価が下落していること等に加え、中国における高級ワインの消費量の急激な増加によって当社が強みとするフランス・ボルドー産ワインの仕入れ価格が急騰し、消費者のボルドー産ワインの消費量の頭打ちの要因となっている。一方、アジア、特に中国においては、ワインの消費量が急増してきており、投資ファンドの支援を受けて海外展開を加速する狙いだ。

  公開買付者は、国内大手PEファンドのユニゾン・キャピタル・グループが運用管理する買収目的会社(SPC)で、ユニゾン・キャピタルは、過去15件、回転すしチェーンのあきんどスシローやクラシエホールディングス(旧カネボウ)、菓子製造の東ハトはじめ、企業価値ベース累計で合計約7,000億円に上る投資を実行した実績がある。

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