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ソフトバンク(9984)ガンホーをTOBで連結子会社化250億円

2013-03-25
  ソフトバンク <9984> 傘下のソフトバンクモバイルは、グローバルなコンテンツ戦略強化の一環として、ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> へのTOBを実施する。

  買付価格1株340,276円(10分割後の株価)、買付代金24,976百万円、買付後の所有割合58.50%、公開買付期間4月1日から4月26日。ガンホー株式は、TOB成立後も上場を維持する。

  ソフトバンク社長の孫正義氏と、ガンホー会長で実弟の孫泰蔵氏の資産管理会社ハーティス(第2位株主、所有割合18.15%)との間で4月1日に締結する覚書によって、孫正義氏が同社保有の全議決権を行使する旨に合意し、14年3月期第1四半期から国際会計基準(IFRS)を適用する結果、ガンホーは4月1日付でソフトバンクの連結子会社(所有割合52.13%)となり、ソフトバンクは同四半期の連結損益計算書に約1,700億円の利益を計上する見込み。
  
  ソフトバンクは、ガンホー会長の孫泰蔵氏が代表社員を務める第3位株主アジアングルーヴとの間で、3月25日付で公開買付応募契約書を締結し、アジアングルーヴが所有する6.37%を取得し、ソフトバンクBB所有の33.63%と合わせて40%を所有することとなり、本覚書の効力発生により、ソフトバンクと緊密な関係がある孫正義氏と合わせて、ガンホーの議決権の過半数(58.50%)を占め、日本の会計基準(JGAAP)を適用した場合においても、実質支配力基準によりソフトバンクの連結対象に該当することとなる。

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