JR東日本スタートアップ、SQUEEZEと資本業務提携

2021-05-20
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(以下「JR東日本スタートアップ」)と、宿泊産業のデジタル・トランスフォーメーションを推進する株式会社SQUEEZE(以下「スクイーズ」)は、JR東日本グループのホテル事業のDX化推進、及びスマートホテル事業での更なる顧客体験の向上にむけて、資本業務提携することを合意した。

JR東日本グループは、数多くのホテル施設・宿泊施設を展開している。しかし、コロナ禍において宿泊業界は大きな打撃を受けており、業務効率化・省人化は喫緊の課題となっており、単なる効率化だけではなく、ニューノーマル対応の中では、非接触・非対面のオペレーションなどの新たな顧客体験の創出が必要となる。

株式会社SQUEEZEは、「空間と時間の可能性を広げるプラットフォームになる」という企業ビジョンのもと、2017年にホテル・民泊などの宿泊事業者向け運営SaaSである「suitebook」の提供を開始した。ソリューション事業として、スマートロック販売事業や宿泊施設のデータ分析など、顧客が必要とするあらゆるサービスをワンストップで提供できる体制を整備してきた。また、スマートホテル事業として「Minn – ミン」、「Theatel – シアテル」というブランドのもと、直営ホテルも展開している。

JR東日本グループは、スクイーズの自社施設でのクラウド運営ノウハウやDXソリューションを活用し、非対面チェックイン(モバイルチェックイン)などの実証実験を行っていた。この取り組みを拡大させ、ホテル事業のさらなるスマート化を推進するため、今回の資本業務提携に至り、今後はこの連携を通じて、鉄道利用と宿泊利用のシームレスな顧客体験を追求し、よりパーソナライズされた旅の提供を目指していく。

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