木材のクラウドプレカットサービス「EMARF」等展開のVUILDが、総額約1.4億円の資金調達を実施

2022-07-29
VUILD株式会社(ヴィルド。以下、VUILD)は、コクヨ株式会社、小豆島ヘルシーランド株式会社、株式会社スピーディ、野原ホールディングス株式会社、株式会社hope for(50音順)および個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施し、約1.4億円の資金調達を行った。これにより、V累計調達総額は約6.4億円となった。
VUILDでは今回の資金調達を契機とし、木材のクラウドプレカットサービス「EMARF」や、デジタル家づくりプラットフォーム「NESTING」などの事業を核として、各出資企業との協業を加速させていく。

事業概要

2017年秋の創業後、デジタルファブリケーション技術を活かした家具の製作や住宅など建築設計事業、米国製3D木材加工機「ShopBot」の輸入販売事業、そして分散型製造ネットワークを構築するため、全国各地(130拠点。2022年6月末時点)に導入されたShopBotをクラウドでつなぎ、家具や住宅のパーツを分散加工できる流通プラットフォーム「EMARF」の提供などを進めている。
今年4月からは、デジタルファブリケーション技術を駆使して次世代の住宅供給を目指した、デジタル家づくりプラットフォーム「NESTING」事業を本格的に開始し、住宅建築事業に参入した。カスタマイズ可能な3種類のテンプレートをリリースし、一人ひとりが思い描く、快適でこだわりの詰まった住まいを、デジタルテクノロジーを用いて設計から竣工まで一貫して、素早く簡単に作り出す体験を提供している。受注開始後多数の問い合わせがあり、ここ半年以内で十棟前後の竣工に向けて体制を構築してきた。

「EMARF」事業では法人需要の伸びと共に、デジタルテクノロジーを用いて設計者のリスキリングをしたいというニーズも急増し、学びと実践の場を提供する月額制の新サービス「EMARF CONNEC」を7月に開始した。本サービスではすべての設計者が学びと実践を繰り返し、仕事の幅を広げ、職能をアップデートしていく支援を目的とし、これまであまり公開されてこなかったコンピュテーショナルデザインやデジタルファブリケーション領域のノウハウを公開している。

調達と今後の目的について

今回の資金調達は今後、各出資企業との関係性をさらに密にし、VUILDの有するデジタルテクノロジーを各社の事業領域に活用し、協業関係を進めていくことを目的としている。
さらに他企業との協業も積極的に加速させるための組織構築も進め、専門分野化している建築産業をデジタルテクノロジーを活用することで民主化し、生活に必要な家具や建築物などを誰もが自分の力で作りたいものを作ることが出来る世界の実現を目指す。

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